ワークショップ事前参加登録

事前参加が必要なプログラムに関しては、下記のお申込みフォームよりご登録をお願いいたします。
申込の有無や締切予定は各セッションをご確認下さい。 ※定員になり次第締切

【ワークショップ1】危機的状況について考える―多職種・連携・対応―

開催日時 10月28日(金) 9:30~11:30(別館4階 第五会場)
申込方法 当日参加いただけます。
申込締切 無し
定員 無し

精神疾患を併存する重症身体疾患患者のコンサルテーション・リエゾン活動では、患者の精神症状悪化に伴った危機的な状況に苦慮することはまれではない。問題になる患者や家族に対する対応、多職種カンファレンス、身体科との連携など、破綻に至らないよう安全に対応していく必要がある。今回、危機的な状況に陥った2 症例を具体的に提示し、ワークショップ形式で多職種・連携という視点から検討したい。

【症例1】生来の腎不全と中等度知的障害のある女性の症例。幼少時に親から腎移植歴があるも廃絶し、長年透析中である。20 代で内科入院中に統合失調症を発症し、透析継続や自宅生活が度々危うくなり、透析病院や大学病院の身体科、精神科への複数回入院、訪問看護導入など多方面から支援が必要となり、現在30 代となっている。

症例1 コメント:桂川修一(東邦大学医療センター佐倉病院メンタルヘルスクリニック)、小林清香(埼玉医科大学総合医療センターメンタルクリニック)

【症例2】肥大型心筋症の50 代男性。心臓移植申請時に医療者への暴言やアドヒラアンスが問題となり複数回の多職種カンファレンスが開かれた。背景には、若くして仕事や日常生活を制限しなければならないやるせなさがあったようで、心理士は患者の思いを傾聴しながら、各職種に橋渡しをするなどより細やかな多職種連携が必要となった。

症例2 コメント:成田尚(北海道大学病院精神科神経科)、浦和愛子(三重大学医学部附属病院臓器移植センター)総合コメント:木村宏之(名古屋大学大学院医学系研究科精神医学分野)

「臓器移植希望者(レシピエント)の心理社会的評価に関する提言」の紹介:西村勝治(東京女子医科大学医学部精神医学講座)

★提示症例からはいずれも発表同意が得られているがプライバシーに十分に配慮する。

【ワークショップ2】がん治療経過中での精神科入院の適応について

開催日時 10月28日(金) 15:40~17:10(別館4階 第五会場)
申込方法 当日参加いただけます。
申込締切 無し
定員 無し

本ワークショップのタイトルは「がん治療経過中での精神科入院の適応について」です。精神疾患を抱える患者の寿命が短い一因にがん治療が適切に行えていない可能性が挙げられており、リエゾン精神医の使命は適切な身体的治療が行われるよう患者・病棟を支援することですが、精神疾患の精神症状の程度による治療場所の選択の制限がありそれはしばしば困難を伴います。
座長を上村 恵一 先生(国家公務員共済組合連合会斗南病院)と小早川 誠 先生(広島赤十字・原爆病院)が担当し、実際、病棟で困難を窮めた症例(病棟での自殺企図など)を小早川誠 先生、谷向 仁 先生(京都大学)、小川 朝生 先生(国立がん研究センター東病院)、芳原 輝之 先生(山口県立総合医療センター)に一般病棟で身体的治療が続けることができた症例と精神科病院に転院せざるを得なかった症例に分けて紹介してもらいます。その後、総合討論により、総合病院で管理することができるがん患者の精神症状の見極めを議論する中で、適切な場所で精神疾患を有するがん患者さんが適切な治療を受けるための実践的な工夫を見い出すことを本ワークショップの目的とさせていただきます。

【ワークショップ3】多職種チームで意思決定支援にどう関わるかを考えよう

開催日時 10月29日(土) 12:40~14:40(別館5階 第四会場)
申込方法

⇒ 空きがあった場合は当日参加も可能です

申込締切 10月15日(土)
定員 30名

精神医療に関わる私たちは、総合病院で行われる医療の場における意思決定支援に様々な診療科や多職種チームと連携して関わっています。例えば、移植におけるドナーの意思決定、終末期ケアの意思決定、認知症患者の意思決定など、様々な状況、状態での患者さんの意思決定支援に関わります。しかしながら、臨床実践では、私たち自身もそこに関わる迷いや悩みを生じ、個人や職種による価値観の違いから倫理的葛藤やジレンマを抱くことがあります。今回のワークショプでは、総合病院等の臨床現場で活躍する皆さんと一緒に、こういった多様な倫理的葛藤やジレンマについての思いや困難さを分かち合います。職種を越え、多職種チームで活動の経験の有無を問わず、幅広く気軽にご参加いただき、同じ悩みを共有したり、多角的な視点から語り合うことで、明日からの臨床での意思決定支援に役立つヒントをつかんでいただきたいと考えています。当日は、小グループとなって多職種で語り合う時間を設ける予定です。なお、このワークショプは、リエゾン多職種委員会が行う同テーマのシンポジウムに参加することで、多職種連携による意思決定支援の学びがより深まるように構成されています。

【ワークショップ4】ないないづくしの総合病院でも始められる『アルコール・チーム医療』

開催日時 10月29日(土) 12:40~14:40(別館5階 第五会場)
申込方法

⇒ 空きがあった場合は当日参加も可能です

申込締切 10月22日(土)
定員 60名

人的体制が取れない「ないないづくし」の総合病院でも始められるチーム医療の形態は、医師 (精神科医/総合診療マインドをもった内科医など) + コメディカル ではないだろうか?そして、急性期病院で今すでにある枠組みを生かして活動するとしたら、下記の3つくらいが考えられないか?
①②については、「小さなチーム」で活動している実践の提示と小グループディスカッションや模擬面接を行うことで「一歩を踏み出す勇気」を参加者が持って帰れることを目指す。
①病棟:退院促進カンファレンス で介入方針を定める by 身体科主治医+併診精神科医+ソーシャルワーカーSW 
[演者 沖縄協同病院:小松知己Dr.+嵩原安彦SW+長原野SW]
②外来:通院精神療法でBRENDAを行う by 主治医+コメディカル (SW or 公認心理師) 
[演者 手稲渓仁会病院:白坂知彦Dr.+常田深雪CP]

③については、指定発言者からの実践提示で参加者がヒントを持って帰れることを目指す。
③外来&病棟:
a. 不眠症治療の啓発から始まるアルコール問題の早期発見・介入のとりくみ
[演者 岡山大学病院:井上真一郎Dr].
b.せん妄対策を入口にしたアルコール問題の早期発見・介入のとりくみ
[演者 佐賀県医療センター好生館:角南隆史Dr.]

【ワークショップ5】電気けいれん療法症例グループディスカッション-カタトニアの治療戦略-

開催日時 10月29日(土) 15:00~17:00(別館5階 第四会場)
申込方法

⇒ 空きがあった場合は当日参加も可能です

申込締切 10月14日(金)
定員 36名(1班6名で計6班)

例年行っているECTワークショップですが、今回はカタトニアを取り上げることにしました。
カタトニアの治療についてはハイ・クオリティのエビデンスが乏しく、個別性に応じて医療者が判断を迫られる場面が多いことと思います。それぞれの医療機関、医療者がどのようにカタトニアの治療を行っているのかについて、情報を共有できる場として当ワークショップを活用していただければ幸いです。
ワークショップでは小グループのディスカッションの後、カタトニア治療についてのミニレクチャーを行います。

主に以下の様なテーマを取り扱う予定です。
①カタトニアの器質因はどこまで調べればよいのか?全例にルンバールをしてからでないとECTをしてはいけないのか?
②ベンゾジアゼピンチャレンジテストの具体的な方法と、その結果で治療方針はどう変わるのか?
③カタトニア症例にECTをする際の注意事項は?フルマゼニルはどう使う?
④ECTで改善後の維持療法は?

皆様のご参加をお待ちしております。

総合病院精神医学会 ECT委員会 ワークショップメンバー一同